サイドカーに犬 (2007)

竹内結子が2年ぶりに映画復帰を飾る感動ドラマ。長嶋有の同名小説をもとに、根岸吉太郎監督が、男勝りな女性と内気な少女の交流を繊細なタッチで描く。

出演:竹内結子、古田新太、松本花奈、伊勢谷友介、樹木希林、椎名桔平

サイドカーに犬 (2007)のあらすじ

ある夏の日、10歳の少女・薫の母親が家出した。数日後に現れた“ヨーコ”という女性と暮らすことになった薫は、突然の出来事に戸惑いを隠せない。だが、自由奔放に生きるヨーコの姿に、薫は次第に憧れを抱いていく。

サイドカーに犬 (2007)のストーリー

1980年代の夏。キャリアウーマンとして精力的に不動産会社で働く薫(美村里江)は、父と暮らしていた弟に自分の結婚式に出てくれと頼まれる。ふと、憧れの女性、ヨーコ(竹内結子)を思い出す。20年ほど前、家出していった母と入れ違いのように家にやって来たヨーコは、ドロップハンドルの自転車を駆り、タバコをふかす、母とは正反対の豪快な女性だった。彼女は薫のために食事を作り、コカ・コーラの味や流行りの音楽を教えてくれた。犬を見て、犬がいいのか飼い主がいいのかという不思議な問いをしてくる。そして、互いに尊敬しあう友情の存在も…。だが、父との諍いのすえ家にいられなくなったヨーコは、最後の夏休みにつきあってくれ、と薫を誘うのだった。

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